CpG methylation is targeted to transcription units in an invertebrate genome
Miho M. Suzuki,1 Alastair R.W. Kerr, Dina De Sousa, and Adrian BirdGenome Res. 2007 May; 17(5): 625–631.
ホヤのメチレーションが半分の遺伝子でおきているらしい。
SLトランススプライシングも約半分の遺伝子でおきているので関係があるかもしれないので、
読んでみた。
~60%の転写ユニットでメチレーションが起こっている。
ゲノム上の転写ユニットがメチル化されているのか。おもしろいな。
プロモーターやトランスポゾンなどは好んでメチル化されてないらしい。
メチル化された転写ユニットは遺伝子の方向、長さ、オントロジー、発生ステージには関係ない。
これはSLトランススプライシングにもいえることかもしれない。
オペロン遺伝子がどうなっているのか調べないといけないけど。
メチル化された転写ユニットは進化的に保存されている遺伝子群である。
人のCpGアイランドと同じように、ハウスキーピング遺伝子がメチル化されている傾向にあるらしい。しかも発現量が少ないもの。
最も多く発現する遺伝子群はメチル化されていない。
発現量が多いものを調べるとメチル化されていなかった。
これらの解析はSLトランススプライシングと関係あるかもれない。
また、保存されている遺伝子群、発現量の高い遺伝子群、などの比べ方は参考になる。
CpGメチル化はまれに発現する遺伝子の偽の転写開始を抑制するように働いていると予想される。
これは面白い解釈です。僕も偽の遺伝子発現がホヤでは多々起こっているのではないかと疑っていたので。
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