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Proc Natl Acad Sci U S A. 2007 Feb 13;104(7):2035-42. Epub 2007 Jan 31.
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mRNA maturation by two-step trans-splicing/polyadenylation processing in trypanosomes.
トリパノソームの転写はすべてのmRNAがポリシストロニックに起こるらしい。
ポリシストロニックとは一度に遺伝子がが複数転写される。
その後、SLトランススプライシングによって分断される事で、個々の成熟mRNAになる。
しかし、ほんとかなあと疑っている。
だって、発現のレベルの調節が転写の段階で行われてないという事になるわけだ。
プロモーターやエンハンサーで調節する必要がないわけだ。
でもってこの論文のアブストでは、
トリパノソームタンパクの合成を転写後に調節していると書いてある。
数十から数百の関係ない遺伝子がクラスターをなしているらしい。
結果
安定した2つの遺伝子が連なった転写産物がみつかった。
ノーザンブロットでUBP1とUBP2が同じ大きさのバンドを認識する事を調べて確認している。
アクチノマイシンDで転写阻害をした後に分解される時間を測定
UBP1とUBP2は5時間。普通の転写産物と同等かそれ以上安定していた。
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